劇場版アニメ「リズと青い鳥」を観たよ!”オススメ度97%”って本当かな?

リズと青い鳥

劇場版アニメ「リズと青い鳥」が4/21(金)から公開されています。さっそく観てきました!行くと画像のようなA5サイズのカードがもらえました。

”おすすめ度97%”とか言われていたので行ってきましたが、実際はどうだったのか、どんな人が観るべきかについてネタバレしない程度に書いていきます。

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「リズと青い鳥」のあらすじ


この映画「リズと青い鳥」は、「輝け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」という小説をアニメ映画化したものです。

響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫)
響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編 (宝島社文庫)
アニメ「響け!ユーフォニアム」をご覧になった方なら違和感なく見ることができるでしょう。

この物語のあらすじ。

北宇治高校吹奏楽部を舞台に希美(のぞみ)と みぞれの揺れ動く感情を描いた作品。劇中に登場する絵本のタイトルでもある「リズと青い鳥」。彼女たちの高校生活と絵本の物語が同時進行しながら展開していきます。2人の関係を「リズと青い鳥」になぞらえています。

次回のコンクールで演奏することになった課題曲は、この絵本をモチーフにした曲。リズと青い鳥の別れの場面を表現した「第三楽章」は、フルートの希美オーボエのみぞれの掛け合いが見せ場!

みぞれは「青い鳥を手放すことを選んだリズ」の気持ちが理解できず苦しみます。それが彼女の現実の世界とマッチしているだけにそれをどうとらえるかが分からない様子。

そのモヤモヤ感が観ている人に共感を呼ぶ作品ではないかと感じました。

「リズと青い鳥」を観た個人的な感想

実は私、アニメ「響け!ユーフォニアム」を全く見たことがありません。そもそも今回の「リズと青い鳥」がこのアニメからの作品である事すら映画を観た後に知ったくらいです。なので、全く前知識がない状態での感想と思ってください。

  • 絵の美しさ:100点
  • 音楽や効果音:100点
  • 話の構成:80点
  • 結論(オチ):30点

ザックリと評価するとこうなりました。

作画については、本当に美しいと思います。個人的には絵本の中の場面の雰囲気がきれいだと感じました。アニメーション制作が「京都アニメーション」と言えばわかる人はわかると思います。

話の構成としてはアニメ「響け!ユーフォニアム」がベースとなっていますから、すでにアニメに親しんでいる方にとってはすんなりなじめる内容ではないかと思います。

ですが、私のように何の予備知識も持たずに観に行くと若干分かりにくい部分があると思います。初見さんでも置いてけぼりにならないようところどころで背景が語られてはいますが、やはり映画の枠だけでは無理があるようです。余裕があればアニメや原作、小説を読んでからの方がいいと思います。

音楽や効果音はかなり良く作り込まれていると思います。本当に高校で収録した部分もあるとのこと。廊下をペタペタ歩く音、冷水器の音、それからピアノの音など、「そういえば学校ってこんな感じの音だったな」と思い出すような雰囲気。

私は普通の劇場で観ましたが、「LIVE ZOUND(ライヴ ザウンド)」等で上映する劇場ではさらに素晴らしい演奏を聴くことができますから、それもオススメです。演奏者の息遣いまで伝わってきますから、登場人物の感情を理解するのに効果的です。

音とは関係ありませんが、劇中ではほぼ女子高生しか出てきません。男の教師数名の他男子の学生はチラッとモブでしか出てきません。「これは女子校の物語か?」と初めは思ったくらいです。いっそのこと女子校という設定にするかもう少し男子を絡めてもいいかなと思いました。

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肝心の「結論(オチ)」ですが、これは個人的にはイカンと思いますよ。だって予告編の最後にこのように書いてあったじゃないですか!

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「切ない真実に、あなたは涙する」と。

これを期待して劇場に足を運んだわけですよ。いつ涙腺崩壊してもいいように ちゃんとハンカチも用意して万全の態勢で臨んだ訳ですよ。

ハッキリ言います。結論(オチ)では感動しません。泣けません。

「響け!ユーフォニアム」ファンから罵声を浴びそうですが、これが私の正直な感想です。

確かにいい映画でした。観終わって「あ~映画代損したな」とか全然思いません。観てよかったです。

ですが、感動しません。泣けません。ハンカチが出動する場面は一度もありませんでした。(演奏には鳥肌が立ちましたが。)じゃあ何がいけなかったのか、どうなれば良かったのか?

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、例えるなら、のどに刺さった「トゲ」が抜けないままエンディングを迎えてしまったという感じ。伝わるかな?

みぞれと希美の揺れ動く切ない関係を「リズと青い鳥」になぞらえている訳ですよ。それはすごくいいんです。ですが、そのモヤモヤ感が残ったままエンディングになるんです。「コレだ!」という”オチ”が見当たらず、視聴者の解釈に任された感じ。「任された」と言えば聞こえがいいですが、私としては”丸投げ”と言った方が的確だと思います。

わかりますよ、その気持ち。もやっとした感じで終わらせたいのは。でもね、もう少し落としどころをはっきりさせてほしかった。血だらけなってもいい、痛くて苦しんでもいいから喉に刺さった「トゲ」を抜いてほしかった。でも映画の最後はその「トゲ」の周りに軟膏を塗ってハイ、お終い!という感じ。

観終わった後、というか「え、これで終わりですか?本当ですか?」と言いたくなる最後。

アニメが好きな人ならオススメしますが、そうではない普通の人には勧めてはけないタイプの作品です。これを見たら「まあアニメはこんなもんでしょ」とアニメ全体の評価が下がってしまうかもしれません。

絵にこだわった、音にもこだわった。それは素晴らしい!でも肝心の「ラスト」もう少しどうにかなりませんか?観終わった後涙どころか全然スカッとしません。「トゲ」が刺さったまま映画館を後にしました。

もちろん製作者側のこだわりがあるんでしょう。それは分かります。でもそれが万人受けするかは、また別問題。例えるなら、定食屋でいくら「漬物」にこだわってもメインの定食が美味くなければお客は来ないのでは?音楽、効果音、作画にこだわっても、肝心のストーリーで魅せなければ観客は大挙して来ません。実際私が観に行った時、「リズと青い鳥」には5人くらいしかいませんでしたが、となりの部屋で上映している「アベンジャーズ」には溢れんばかりの人がいました。

私はアニメにも同じようになって欲しいんです。アニメは素晴らしい!でも、正直この結論じゃ人には勧められない。全然スカッとしない。いくらこだわりの「漬物」を作っても肝心の「定食」が美味くなかったらお客は来ないでしょ?行きます?そんな店。

まずは「観て良かった!スカッとした!納得した!」と多くの方が分かるような作品を作って欲しい。そのうえでの「こだわり」を見せてほしい。観てはいないけど「いぬやしき」の方がまだ見終わったあとスカッとするんじゃないかな?お客さんがたくさん来て製作費を回収できて初めて次の作品にまたエネルギーが注げるのではないでしょうか。

なので、今後の作品に期待します!

あ、結論としてまとめると、アニメをまだ見たことがない私のような人には正直オススメしませんが、「かなりラストでモヤモヤ感が残るよ」ということを念頭に置いてみるなら大丈夫だと思います^^

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