ブラジル産の鶏肉は危険?体への影響、幼児は大丈夫?

にわとり

ラジルの複数の鶏肉業者が不適切な処理を鶏肉に施していたという報道があり、健康への心配をしています。

  • ブラジルの鶏肉の業者はどんな不正をしたのか
  • そのことによる体への影響はあるのか
  • 幼児は食べても大丈夫なのか

などについて調べてみましょう。

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ブラジルの鶏肉の業者の不正行為とはどのようなものか

ブラジルの21社もの業者が、故意に不適切な加工、処理をしたとして摘発され関係者が逮捕されていますね。

「えっ、21社も?そろいもそろって何やってんの?」と思いますよね。

でも、そのすべてがガッツリ不正をしていた訳ではないようです。

摘発された21社のうち、

  • 3社が操業停止
  • 18社が出荷停止

という処分を受けました。

ですから、21社すべてがどぎつい不正をしていた訳ではないようです。

でも、「不適切な」処理が行われていたことには変わりありません。

 

具体的に挙げると、

  • 消費期限が切れて肉が腐っている臭いを消すために化学薬品を使用
  • その化学薬品の中には発がん性物質も含まれていた
  • 肉の質量を水増しするため肉に水分を注射していた
  • 食肉に段ボールが紛れているというずさんな管理

 

腐った肉を何とかごまかして販売して利益を得ようとする輩ですから、衛生状態に気を遣う気持ちなんて期待できませんよね。

身体の中に入る食品、しかも「鶏肉」という、衛生面でかなり神経を遣わなければならないものを取り扱っているのに、とにかく売れれば何でもやりますという精神・・

あ然としてしまいますが、そういう業者そのものが”腐敗”しています。

21社も摘発されたということですから、これは、ブラジルの食肉業界の構造的な欠陥」なのかもしれません。

 

今回の摘発までに警察は2年を要したそうですが、今まで発覚しなかったのは、そうした施設を監査する公衆衛生検査官数 十人に賄賂を贈って不正を隠ぺいしていたため、逃げ切られないよう捜査は慎重に行われたようです。

しかし、それまでの間、少なくとも2年以上、何も知らない一般市民は加工された「腐った鶏肉」を買わされていた訳ですよ!

腐っているだけでなく、「発がん性物質入り」な訳ですから、そんな おまけ はお断りですよ。

買った鶏肉が危険だなんて微塵も思いませんから、お母さんたちは愛情をこめて調理した「腐った鶏肉」を我が子に出す事になります。

子供たちにどれくらい「鶏肉」を買って食べさせたかと思うと、本当に心配になりますよね。

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身体への影響、幼児への懸念

これまで普通に食べてきた方も多いと思いますが、身体への影響はあるのでしょうか。

結論から言うと、操業停止になった3社が出荷した鶏肉を食べて、実際にガンになったなどの健康被害は、今のところ報告されていないようです。

実際に発がん性物質の化学薬品を使っていたことは事実ですから軽視はできませんが、現段階では身体への影響、幼児への懸念はなさそうです。

 

ブラジルはこれまで世界150カ国に食肉を輸出してきました。

ブラジル国内の食肉処理施設は約 4800 施設が操業中とされています。

そのうちの3社が操業停止になるほどの不正があったということです。

3/4800ということになりますね。

 

日本ではどうでしょうか。

厚生労働省の報告によれば、平成 27 年度には、ブラジルからの食肉、食肉製品の輸入は 43 万7千トン。そのうち 42 万1千トンが冷凍鶏肉との報告があります。

最も気になるのは、「そうした施設から日本に輸入された鶏肉があるのか」ということではないでしょうか。

簡単に言うと、平成25年度以降、例の3社からの輸入はなく、残り18社のうち2社からはあったということです。

 

厚生労働省が発行した「ブラジルでの食肉の不正事件について」によれば、

平成 25 年度以降、操業停止措置がとられた3施設から鶏肉等の食品の 輸入実績はない。
特別検査の対象となった 18 施設のうち、2施設から直近の輸入実績 が確認。

1施設から、鶏肉が平成 28 年度に8千7百トン、平成 27 年度に8千9百トン、他の1施設からは、はちみつとプロポリスが平成 27 年度に 7.3 トン(平成 28 年度は0)輸入

上記以外の 16 施設からの鶏肉等の輸入実績はなし。
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000156042.pdfを参照)

操業停止になった3社からのものはないとしても、残りの18社のうち2社からのものは実際に日本に輸入されているのは気になりますよね。

そのうちの1社が実際に鶏肉を扱っていますが、この業者が摘発されたのは会計上の不正に関係したものであって、衛生上の問題ではないそうです。

 

しかも、今後はその心配はないようです。

日本政府は、3/21から 該当する21社すべての製品の輸入をストップさせ、それ以外のブラジルからの輸入品すべてのチェックを強化しています。

捜査の対象となった 21 施設で処理・加工・製造された鶏肉、はちみつ、プロポリスなどの畜産食品について、3月 21 日以降、輸入手続きを保留し、輸入を認めないこととしました。

21 施設以外のブラジル国内の施設で処理・加工・製造された畜産食品については、3月 21 日以降、輸入時検査を強化し、貨物を留め置いて、検疫所の食品衛生監視員が衛生状態に異常がないか検査を実施するとともに、登録検査機関においてサルモネラ属菌などの検査を実施することとしました。(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000156042.pdfより引用)

輸入を停止、検疫を強化してくれるのは安心でありがたいです。

 

出荷停止処分を受けた施設からこれまで毎年8,000トン以上輸入されてきたので心配だと感じる方もいらっしゃるでしょう。

前述の通り、現時点では直接健康被害を訴えている事例は世界中で見ても報告されていません。

いくら「会計上の問題」で告発されたからっと言っても、感情的にはちょっと心配ですよね。

使用されていた発がん性物質を含む化学薬品が、どれくらい危険なのかは明らかにされてません。

発がん性と言っても程度の差があると思います。

例えば、肉や魚、さらにはパンの”焦げ”が発がん性物質が含まれているから食べない方がいいということを聞いたことがあるでしょう。

私もこの前トースターの設定時間を間違え、焦げ焦げのパンを焼いてしまい、他に食べるものがなかったので「これを食べてもガンにならないだろうか」と心配になりました。

動物性たんぱく質(トリプトファンやチロシンなどのアミノ酸)が焦げると、ヘテロサイクリックアミンという強力な発ガン物質に変化するそうです。

 

”強力”なんですが、焦げを食べて実際にガンになるには、毎日1トンも摂りいれなくてはならないそうです。

実質それは「ガンにはならない」ということではないでしょうか。

”病は気から”と言われますが、「ガンになるかも?」と心配しながら生活する方がよっぽど不健康です。

 

同様にブラジル産の鶏肉に関しても、若干の不安要素はあるにせよ、過度の心配は無用だと思われます。

 

ちょっと話は逸れますが、「缶詰」について考えてみてください。

缶詰ばかり食べている人をどう思いますか?

「缶詰なんて保存料や添加物が入っているんだから健康に良くない」と感じるかもしれません。

私もそう思っていました。

缶詰は缶に詰め、密封してから120℃くらいで過熱して殺菌するそうです。

さらに、缶詰には保存料が要りません、というか入れてはいけないんです。

添加物も禁止されているそうです。

入れていいのは、素材そのもの、水、油それと調味料さらには野菜由来のスープなど限られているそうです。

加熱殺菌されているので当然保存料は不要です。

ということは、缶詰は、そこら辺にある食品よりもよっぽど健康的な食品と言えるかもしれません。

 

要点は、思い込みと実際とは違うことがあるということです。

 

今回の事件で、食べた人が相次いでバタバタと病院に運ばれているならともかく、そうではないので、過剰に反応する必要はないかと思われます。

 

まとめ

摘発された21社のうち3社が操業停止、残りは出荷停止の措置
今のところ健康被害は報告されていない
「発がん性」と言っても、直ちにガンになる訳ではない

 

事態が早く改善され、安全な食品がきちんと供給されるようになって欲しいですね。

 

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※最後までご覧いただきありがとうございます!

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