韓国でも卵の殺虫剤汚染を懸念して大量出荷停止!日本は大丈夫?

ヨーロッパに引き続き、お隣の韓国でも鶏卵の殺虫剤「フィプロニル」による汚染が懸念されているようです。

なんと鶏卵が大量に出荷停止になったとか。

直接 身体に入る食べ物ですから気になりますよね!

韓国では何が起こっているのでしょうか、そして、日本は大丈夫なんでしょうか?

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韓国で卵の殺虫剤汚染を懸念し出荷停止

その数なんと100万個w(゚o゚)w

韓国の大手スーパー3社は8/15、殺虫剤「フィプロニル」に懸念を受けて、全店舗で鶏卵の販売を停止しました。

大手スーパー3社の一つ、「Eマート」は1日に100万個もの卵を販売しているのですが、それをすべて停止したんです。

仮に卵の値段が1つ20円だと仮定しても、ざっと2000万円もの売り上げがなくなることを意味します。

しかもこれは8/15だけの措置ではないんです。

ある大手スーパー関係者によると、

「問題になっている農家の『殺虫剤に汚染された鶏卵』を取り扱ったことはないが、消費者の不安を考慮して当面は販売しないことにした」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00001201-chosun-krより引用)

ということです。

この関係者が「Eマート」の方かは定かではありません。

でも、これは大手3社の共通の認識と考えて間違いないでしょう。

 

”当面”とはどれくらいなんでしょうか?

 

恐らく政府からの発表を待ってからの販売になるのではないかと思います。

大手スーパーとしても痛いところですね。

 

ほとんどの卵が大丈夫だとしても、不安要素が除かれなければ販売できない状況は歯がゆいところでしょう。

えっ、韓国産の鶏卵が汚染されている?

「韓国でも鶏卵の殺虫剤汚染が懸念されている」というニュースを見た時、私はてっきりヨーロッパで汚染された鶏卵が、輸入先の韓国でも発見されたということかなと思っていました。

ところが、そうではないんです。

韓国内の養鶏場から出荷された鶏卵から「フィプロニル」という殺虫剤が検出されたということです。

 

韓国でも、フィプロニルは鶏に使用することが禁止されているのですが、京畿道南楊州市内のマリ農場からフィプロニルが検出されてしまいました。

 

なんとこの養鶏場、8/6にフィプロニルを散布していたんです。

国の検査結果が出たのが8/14。

 

それまでの約8日間、この養鶏場から少なくとも15万個もの鶏卵が出回ってしまったとみられているんです。

 

前日の「Eマート」だけで1日に100万個も卵を販売していることから比較すると15万個なんて微々たるものに見えますが、それでも誰が”ババを引く”かはわかりません。

 

それに加え、発がん物質の「ビフェントリン」という別の薬剤が、京畿道広州市のウリ農場で残留基準値を上回っていることが発見されました。

 

続々とヤバいものが出てきましたよ。

 

ということはこれまでも検査の目をかいくぐって使っていたのかもしれませんし(今回だけ”うっかり”使ったってこともないでしょう)、もしかしたら他の養鶏場でも使っている可能性は十分考えられますよね。

 

こうしたことを受けて、日本で言えば”省”に相当する「農林畜産食品部」の金瑛録(キム・ヨンロク)長官は、

「すべての採卵鶏農場(1456カ所)の鶏卵出荷を中止させた」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00001201-chosun-krより引用)

と発表。

さらに、

「採卵鶏20万羽以上を飼育している大型農場(47カ所)に対する検査をきょう(15日)中に完了させる。あす(16日)からは通常の約25%を流通させられるようにしたい」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170816-00001201-chosun-krより引用)

とコメントしています。

 

今後は殺虫剤検査で適合と判定された農場は検査証明書を発行され、鶏卵の出荷が許可されます。

 

逆に不適合と判定された農家は出荷禁止扱いになり、定期検査を受けなければなりません。

その頻度はと言うと、6カ月間の間、2週間ごとに検査。

また、検査に引っかかった農場主は「畜産物衛生管理法違反」の疑いで告発されるようです。

 

 

多くの市民にとって、卵は欠かせない食材ですから、問題が解決されるまではしばらくの間は卵が手に入らないと言う不便な状況になりますね。

<本文↓↓↓下に続く>
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殺虫剤「フィプロニル」と人体への影響

殺虫剤「フィプロニル」は人体にどのような影響を与えるのでしょうか。

フィプロニルは発がん性物質ではありません。

過剰に摂取した場合、吐き気、嘔吐、腹痛、めまいがあるとされています。

 

どれくらいの濃度で影響が出るのでしょうか。

 

ヨーロッパでは、卵中のフィプロニル最大残留限界は0.005 mg/kgとしています。

今回の事件では、ある農場では0.72 mg / kg以上の濃度が検出されました。

 

人間の場合、0.14mgで軽い意識障害があったという報告があります。

ちなみに体重1kgあたりの一日許容摂取量(ADI)は0.00019 mg/kg/dayとのこと。

 

細かい数字で言われてもよくわかりませんね。

 

以下の説明でちょっとイメージできるでしょうか?

 

実は日本で販売されている家庭用ゴキブリ駆除剤の中にフィプロニルを使った製品は少なくないそうです。

例えばコンバットとかゴキファイターなどがあります。

隅っこにおいて中にゴキブリを誘い込み、中にある殺虫剤を食べ、巣に帰ったゴキブリの糞を仲間が食べて全滅するというものです。

こうした製品には、0.5mg~1mgのフィプロニルが入っているとされています。

「日本中毒センター」の報告によると、23歳の方が口から4.95mgを摂取してしまったところ、意識不明となり、そのまま帰らぬ人となってしまったという報告があります。(http://www.j-poison-ic.or.jp/tebiki20121001.nsf/SchHyodai/65ABF66EBEFCC0C549257A7F00292B7D/$FILE/M70343_0100_2.pdf)

極端な話ですが、こういった製品に入っている薬剤を数個食べてしまうとお亡くなりになってしまう可能性があるということです。

日本は大丈夫なのか?

禁止されている薬剤がヨーロッパで問題になり、今度はお隣の韓国となると「日本は大丈夫なのか?」と心配になりますよね。

こういったものは国によって基準が異なります。

 

例えば「トランス脂肪酸」。

マーガリンやショートニングなどに入っていますが、健康には良くないということで日本でも企業が自主的に使用を止めたりあるいはできるだけ減らしたりしています。

ミスタードーナツでも”トランス脂肪酸をなるべく減らします”というCMを流していましたよね。

この「トランス脂肪酸」、アメリカでは2018年までに原則禁止を打ち立てています。

ですが、日本では特に規制されてはいません。

 

では、今回の件はどうなんでしょうか。

 

問題となっている「フィプロニル」ですが、前述の通り日本では市販されており、もしかしたらあなたも製品を手に取ったことがあるかもしれません。

日本では養鶏場で使用されているかは定かではありませんが、「プリンス」という名前で、米や野菜などの殺虫剤として農業で使用されています。

 

日本でも許容濃度の基準はありますが、それに対する検査がどれくらいなのか、そして実際に違反した場合の罰則はどれくらいなのか気になりますよね。

現時点では日本政府からの発表はありませんし、どこかのスーパーが自主的に卵を回収しているという情報もありません。

 

ヨーロッパからの輸入品に関してはそれほど気にすることはないかと思われますが、国内の事情についてはなんとも言えませんね。

まとめ

  • 韓国で鶏卵の出荷が停止された
  • 韓国内における違反した殺虫剤の検出があった
  • 政府そのものが検査が終わるまで出荷禁止にしている
  • 罰則者にはペナルティが課せられる

日本では、私たち消費者としては、生産者や政府の管理体制を信頼するしかありません。

ごまかす方法はいくらでもあると思います。

 

ですが、失った信頼はそう簡単には回復しません。

健康被害が出たら、元も子もありません。

最近の農産物には生産者の顔写真が付いているのもがあり、安心感を抱かせようとしています。

本当は、そんなことをしなくても安心して買いたいですよね!

 

関連記事:ヨーロッパで卵が殺虫剤で汚染!日本の輸入食品は大丈夫か?

※最後までご覧いただきありがとうございます!

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