てるみくらぶが計画倒産することのメリットについて挙げてみると

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てるみくらぶが破産したことにより、多くの方が少なからず影響を受けています。

一部では計画倒産では?とも言われていますが、そのメリットがよく分からなかったので、調べてみました。

この記事では、

  • 計画倒産と債権の関係
  • 計画倒産のメリット
  • てるみくらぶの場合

などについて調べてみました。

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「てるみくらぶ」トラブルのあらすじ

今回のトラブルのあらすじから。

3/24の早朝に、「てるみくらぶ」から利用者にメールが配信されます。

メールの内容は、

  • 旅行に行ってもホテルに宿泊できない可能性がある
  • 仮にできても、別途費用が請求されるかも
  • 予定されていた、バスなどの送迎のサービスが受けられないかも
  • 返金についてはまた後日・・・
  • よって、旅行は控えるよう強く勧める

というものだったようです。

この連絡を受けて多くの利用者は「てるみくらぶ」と連絡を取ろうとしますが、その日を含め3日間、「臨時休業」ということで話が進見ません。

そして週が明けた3/27、「てるみくらぶ」は東京地方裁判所に破産申請し、その手続きが進められることになりました。

被害を受けた利用者はおよそ9万人、被害金額は99億円とも言われています。

それに対する保障としては、「てるみくらぶ」が加盟していた日本旅行業協会(JATA)の「弁済業務保証金制度」があります。

しかし、それを最大限適用したとしても、1億2,000万円が上限ほどであり、被害額のわずか1%ほどしか利用者の手には戻らないことになります。

計画倒産のメリット

今回のトラブルを受けて、”てるみくらぶは計画倒産ではなかったのか”という声も上がっています。

計画倒産と債権の関係

事業での債権、つまり借金は、「優先債権」と「一般債権」に分けられるそうです。

「優先債権」は、税金とか、従業員への給料、取引先への支払いなどがそれに当たります。

「一般債権」は、それ以外を指しています。

会社が倒産すると「優先債権」は保護されてその名の通り優先的に支払われますが、「一般債権」は、カットされてしまうのです。

ぶちゃけた言い方をすれば、いくら借金があっても計画倒産させてしまえば「一般債権」は払わなくても違法ではないということです。

計画倒産の性質

計画倒産にはいくつかの性質があるようです。

  1. 普通の計画倒産
  2. 詐欺的あるいは詐欺まがいの計画倒産

言い方を変えれば、悪意があるかないか、ということでもあります。

①の「普通の計画倒産」は、経営が悪化し、どうにも立ち行かなくなった場合、関係者との話し合いで行なわれる倒産といえるかもしれません。

ですが、債権者からすればお金が返ってこないかもしれない訳ですから、穏やかに話し合いというのもけっこう難しいでしょう。

②の、詐欺的、または詐欺まがいの計画倒産は、経営が立ち行かなくなっているのもかかわらず、上手いこと言って利用者から料金を前倒しして集めるなどして資金を大量にストックし、それから倒産させるというものです。

破産申請が進められれば、債権者は、優先債権は払う必要がありますが、一般債権については合法的に踏み倒すことができるのです。

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てるみくらぶの場合はどうか

今回の「てるみくらぶ」の場合はどうでしょうか。

破産申請前に「現金一括キャンペーン」を行っていましたが、そのことによって一時的に資金をストックすることができますね。

さらに、21日にはその、「現金一括入金キャンペーン!」を新聞の全面広告に出して全国紙に掲載しています。

23日には各航空会社に代金を支払えないほど悪化してたにもかかわらず、その直前にお金をかけて広告を出し資金を集めています。

旅行者からしたら、その広告費をちゃんと旅行に充ててよ!と思うでしょう。

さらには、3年前から粉飾決算を行っていたことも明らかになっています。

こういったことを考えると、「てるみくらぶ」は詐欺的な計画倒産ではないかと思われる方も多いでしょう。

ですが、ここら辺の判断がけっこう難しいようです。

先ほど「優先債権」と「一般債権」の話が出ましたね。

どうして「優先債権」はそのように手厚く保護されるのか?

 

税金は国が徴収するものだからともかく、従業員の給料は死活問題ですからまずは優先されるべきだということは分かります。

「取引先への支払い」というのはどうでしょうか。

 

取引先にも優先して払うことのメリットは、

  1. 会社再建後、また取引してくれる可能性がある
  2. 体力のない会社だと連鎖倒産する可能性がある

です。
①については、かつては破産した会社であっても、その時できるだけ支払ってくれたならば、復帰後も同じように取引してもよいと思う経営者もいるでしょう。

いわば”恩を売っておく”のです。

②については、文字通り、払われるべきものが払われなかったことによって、取引先の会社も倒産してしまい、負の連鎖が続き、その先の従業員たちまでもが路頭に迷うことになるかもしれません。

となると、経営側としては、倒産することが明らかな時点で、手をこまねいて何もしないよりも、できるだけのことをして資金を手元に残し、「優先債権」に多く支払えるよう努めるというのが人情なのかもしれません。

 

もし自分がその立場だったらそうする気持ちもわかりますし、それゆえ合法的なのかもしれません。

 

そこが、「詐欺的な計画倒産」かどうか、見極めるのが難しい要素のようです。

まとめ

  • 債権には2種類ある
  • てるみくらぶの行動は詐欺的計画倒産にも見える
  • でも、一概に”悪意がる”とは断定できない

影響を受けている方が多いだけに、今後の進展が気になります。

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※最後までご覧いただきありがとうございます!

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