トランプ大統領来日2019の専用車の車種は?価格やナンバーの秘密も調査!
トランプ大統領が5月25日から28日まで来日されます。今回で2度目となりますが、気になるものの一つにトランプ大統領が乗っている大統領専用車ではないでしょうか。
隊列を組んで走る様は圧巻ですが、ただの高級車ではないことは誰でもわかると思います。一体どんな特徴を備えているんでしょうか?
機密事項だらけだと言われていますが、最近徐々にその秘密が明らかにされてきたようです。
では、大統領専用車について、
- 車種や価格
- 機能
- ナンバーの秘密
などについて調べてみましょう。
この記事を読めば、テレビのニュースで大統領専用車を見た時きっとナンバープレートに注目せずにはいられなくなるでしょう^^
大統領専用車の車種や価格
大統領専用車は「キャディラック・ワン」と呼ばれています。大統領が乗る専用飛行機は「エアフォース・ワン」と呼ばれていますがそれと同じですね。
最新のモデルについては残念ながらトップシークレット。ですが、オバマ前大統領が使用していたものは徐々に公表されているそうなのでそこから今の型を推測するしかないですね!でも旧タイプといえども驚く装備です。
オバマ前大統領が使用していたモデルは正式には「2009年モデル キャデラック・プレジデンシャル リムジン」という名称です。
通称
通称「ビースト」とも言われることがありますが、「ビースト」と言われているのはこの2009年モデル以降の大統領専用車を指しているとのこと。
画像➡プレジデンシャルリムジン
どこのメーカーだろうと思いますが、GM(ゼネラルモーターズ)です。
キャデラックDTSがベースとなっているようですが、トランプ大統領が乗る最新の専用車は「キャデラックCT6」がベースとなっています。
キャデラック プレジデンシャルリムジンとエスカレードって色々共通なんだね pic.twitter.com/HTQBSfc3tb
— 武田 (@63FairlaneSedan) 2016年6月7日
気になるお値段ですが、「でもお高いんでしょう?」なんて言うレベルではありませんよ、奥さん!
1台なんと150万ドル、日本円にして約1億6000万円というではありませんかw(゚o゚)w
トランプ大統領が現在使用しているモデルは2018年の9月から使用されています。
開発費17億円をかけて新型が12台投入されたとのこと。
一台当たりの価格は恐らく旧タイプを上回っているでしょうから、仮に1台当たり2億円かかったとしても、
2億×12台+開発費17億円
がかかっていることになりますね!
庶民では考えられないほどの金額の大統領専用車ですが、その機能についても見ていきましょう。
大統領専用車の驚くべき機能
大統領専用車、通称「ビースト」は別名「クルマの形をしたシェルター」「窓のある戦車」などと呼ばれています。
全長5.5m、高さ1.8mのこの巨体に一体どんな秘密があるのでしょうか。
室内は外気とは隔離された完全密閉空間となっており、化学兵器や生物兵器に備えています。つまりは車内の空気を保つための専用ボンベを搭載しているということです。
装甲も半端じゃありません。
- ドアの厚み:8インチ(20cm)
- 防弾窓の厚み:5インチ(12..7cm)
まるで銀行の金庫のような分厚い金属でできたドアですね。普通の防弾ガラスの厚さが1cm~6cmと言われていますから、いかに頑丈に造られているかが分かります。
合衆国大統領を暗殺される
この悲劇以来
大統領警護は より厳重になりました
大統領専用車ビーストのドアの厚み pic.twitter.com/wi5Wndmh7f— 伊庭義明 三等陸尉 (@1QC089GoSAeDtcd) 2019年4月18日
タイヤは普通よりも丈夫に出来ているが、仮にパンクしたとしても100km以上も走行できるそうです。さらにはタイヤのゴムがすべてなくなったとしても、ホイールだけでも走行できるとか。まさに戦車ですね。
燃料はディーゼルだそうですが、燃料タンクが攻撃されても爆発しない構造というから驚きです。仮に車体の下で爆発があってもびくともしない防爆設計。
窓は開かず、運転席だけわずか7cmほど開くのみ。
世界最新の通信設備を搭載しペンタゴンとの連絡もできるので、「ビースト」から核爆弾を発射することも可能。
催涙ガスや消火設備、さらには大統領の輸血用の血液まで用意されているとか。
これだけの装備と鉄の塊のようなボディですから、その重量は何と8トン。それゆえ最高時速は100km/hほどしか出ない(と言われているがもしかしたらそれは建前かもしれない・・・)
燃費は2.8km/lとのこと。でもこの重量ではかなりいい方だと思います。
ナンバーの秘密
複数の大統領専用車が日本に持ち込まれますが、なんと同じナンバーを付けているそうですよ!
前回トランプ大統領が訪日した際の写真見て気が付いたが 2台あるトランプ大統領専用車ビーストのナンバーが同じだな!超法規的な警備上の理由だろうが日本国では通常絶対にあり得ない二重ナンバープレートだ あと駐日米大使が乗る車がBMWなのが笑える 日本に米国車買えと言うなら大使はアメ車乗れよww! pic.twitter.com/l7KmUkScYP
— mogutan/Japan (@jjyjjyjjyjjy) 2018年6月1日
複数の車両で同じナンバーだったり、同じ車でも前後で違うナンバーが付いていたりするとか。
その理由は、どの車両に大統領が乗っているかを分かりにくくするためと言われています。
前後が違うとなればさらにややこしいですよね。
今のところ、日本に来る要人で車両ナンバーを同一にしたり前後を入れ替えたりしてるのはアメリカだけということです。
まとめ
- 車種はGM社の「プレジデンシャルリムジン」でベースがキャデラックCT6
- 価格は旧タイプで1台あたり1億6000万円
- あらゆる危機を想定した機能を搭載
- 同一ナンバーで危機対策
トランプ大統領が来日される時は厳戒態勢でしょうし、保安のため大統領専用車が通るルートなどは公表されません。
まずお目にかかることはないと思いますが、見れた方はラッキーですね!
雲の上の存在の方がどんな車に乗ってるんだろうと想像するだけでも楽しいです^^