終戦記念日の黙祷は何時?方向はある?アナウンスの例文を紹介

祈り

終戦記念日には多くの方が黙祷を捧げます。気になるのはその時間と方向。年に一度のことなのであらかじめ確認しておくと迷わずに済みます。

もしかしたらあなたが黙祷の司会を委ねられるかもしれません。どのようにアナウンスすればいいのでしょうか。

●この記事を読んで分ること

  • 終戦記念日の黙祷の時間
  • 終戦記念日の黙祷を捧げる方向
  • 黙祷の司会のアナウンスの方法

◆調べて分ったこと

  • 終戦記念日の黙祷の時間は12時(正午)
  • 黙祷の方向は靖国神社
  • アナウンスの例文を掲載
  • 黙祷がなぜ正午なのか
  • 黙祷の方向がなぜ靖国神社なのか

ではさっそく調べてみましょう。

終戦記念日の黙祷は何時?

終戦記念日の黙祷(もくとう)の時間は12時(正午)からです。通常の黙祷と同じ1分間黙祷を捧げます。

終戦記念日の黙祷の方向は?

終戦記念日の黙祷の方向は「靖国神社」のある方向です。靖国神社は東京にあるので、お住まいの地域から東京方面に向かって黙祷を捧げるといいと思います。

 

靖国神社:東京都千代田区九段北3丁目1番1号

黙祷を捧げる正午になる前に靖国神社の方向を確かめておくといいと思います。会社や学校など団体で黙とうを捧げる場合は方向は指定されるかもしれませんからさほど心配する必要はありませんね。

黙祷のアナウンスの例文を紹介

自分が終戦記念日の黙祷の司会を務める場合、アナウンスの例文があると助かりますよね。

丸暗記するのではなく、流れの要点を理解すれば滞りなく果たすことができると思います。

大きな流れとしては以下の通り。

 

  1. これから黙祷を捧げることを参加者にアナウンスする
  2. 「黙祷」と短く号令をかける
  3. 終了のアナウンスをする

以上です。

これから終戦記念日の黙祷を捧げることを参加者全員にアナウンスします。例えばこんな風にアナウンスすることができます。

「第二次大戦でお亡くなりになられたすべての方々のために1分間の黙とうを捧げます。皆さま、ご起立願います。」

黙祷の際は必ずしも起立する必要はありませんが、立つのが一般的です。ですが、場合によっては脚の悪いご高齢の方が参加しておられるかもしれません。そのような方にとってはたとえ1分でも負担が大きいかもしれません。

そのような方に配慮を示すことができるでしょうか。

「可能な方はご起立ください」とアナウンスすることができるかもしれません。

 

皆が立っている中、一人だけ座っていると”黙祷を捧げることに反対しているのでは?”などと思われることがあります。足の悪い方などがいることがあらかじめ分かる場合、座っていても目立たない場所に案内することでご本人の心理的負担を減らし、周りにも誤解を与えずに済むでしょう。

「黙祷」と短く号令をかける。

単に「黙祷!」と号令をかけるだけです。厳密に1分というよりかは、それくらいの時間、故人に祈りを捧げるということです。

号令をかける司会者も黙祷を捧げる訳ですから、その最中に「今何秒かな?」とチラチラ時計を見ることは控えたいところ。

事前に「およそ1分」を目をつぶっても分かるように練習しておくと安心です。

 

終了のアナウンスをする

およそ1分経った後「ご着席ください」とアナウンスし、黙祷の終了を伝えます。

たまに「やめ!」とアナウンスされる方がいますが、なんだか命令されているような感じであまり印象が良くありません。

自然な形で黙とうの終了を伝えましょう。

終戦記念日の黙祷が正午の理由

ここから先は補足説明なのでお時間のある方はご覧ください。

終戦記念日の黙祷はなぜ「12時(正午)」なのでしょうか。

1945年8月15日の正午に「玉音放送(ぎょくおん)」がなされたからです。玉音放送の「堪え難きを~耐え、忍び難きを~忍び」という部分がテレビでもしばしば放送され有名ですね。

「玉音」とは天皇陛下の声のことで、この時初めて国民は天皇陛下の肉声を聞きました。当時天皇陛下は「現人神(あらひとがみ)」つまり人間ではなく神様としてあがめられていましたから、国民がそう簡単に肉声を聴くことはできませんでした。

1945年7月26日に連合国から「ポツダム宣言」が出されていましたが、ソ連が敵側に参戦することを受けて、日本は8月14日にポツダム宣言を受託することを決定します。

ポツダム宣言には日本の軍隊の無条件降伏が含まれていましたから、ポツダム宣言を受諾するということはすなわち敗戦、終戦を意味していました。

ポツダム宣言を受諾した内容は「大東亜戦争終結ノ詔書」としてまとめられ国民に発表されます。

その「大東亜戦争終結ノ詔書」を天皇陛下自ら朗読しレコーディングしたものが翌8月15日の正午にラジオで放送されました。生の朗読ではないのです。

終戦を告げる「玉音放送」は何ら法的な力を持つものではありませんが、天皇陛下が自ら「大東亜戦争終結ノ詔書」を国民に通達したことをもって終戦とするという意味合いが強いです。

よって終戦記念日の黙祷は正午、ということになります。

靖国神社の方向に向かって黙祷を捧げる理由

では次に、終戦記念日の黙祷はなぜ靖国神社の方向に向かって捧げるのでしょうか。

それは、靖国神社は明治以降の戦争で亡くなった、日本側の軍人などを祀った(まつった)神社だからです。

Wikipediaにもこう書かれています。

幕末から明治維新にかけて功のあった志士に始まり、嘉永6年(1853年)のペリー来航(いわゆる「黒船来航」)以降の日本の国内外の事変・戦争等、国事に殉じた軍人、軍属等の戦没者を「英霊」として祀り、その柱数(柱(はしら)は神を数える単位)は2004年(平成16年)10月17日現在で計246万6532柱にも及ぶ。(wikipediaより引用)

なんだか難しい言葉が並んでいますが、1853年のペリー来航以来、日本のために戦い亡くなった軍事関係者を祀っているのが「靖国神社」ということですね。

まとめ

  • 終戦記念日の黙祷の時間は12時(正午)
  • 黙祷の方向は「靖国神社」
  • 黙祷のアナウンスは明瞭・簡潔に

ほんの70数年前までは日本も戦争のさなかで、生きることに必死だった訳ですよね。

今の私たちが比較的平和な日本で暮らせるのも先人の苦労があったからにほかなりません。

年に一度、終戦記念日に黙祷を捧げ、その価値を今一度確かめることは大切な機会だと思います。

※最後までご覧いただきありがとうございます!

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