写真家の葛谷舞子さんがテレビ出演されます。日本テレビ「My Turning Point 〜ミライに挑む冒険者たち〜」という番組が 5/6金 23:09〜23:15 に放送されます。
多くの方に励みや感動を与える活動を続けておられますが経歴や評判が気になる方も少なくないと思います。この記事では、
- 葛谷舞子さんの大学や経歴
- 写真展の評判や今後の予定
- 葛谷舞子さんのスタジオの詳細情報
などを中心に書いていきます。横浜まで足を延ばせる方なら葛谷舞子さんのスタジオで撮影してみたいという方も多いのではないでしょうか。「でもお高いんでしょう?」と思われるかもしれませんが調べてみるとそうでもないなと思いました。費用などについても調べてみました。ではさっそく見てみましょう!
葛谷舞子の大学や経歴
葛谷舞子さんに関してはwikiなどの詳細な情報はないんですが、1977年生まれ、出身大学は東京工芸大写真学科とのこと。卒業後は出版社、新聞社の写真部を経て写真教室を開きます。2013年からは「Photostudio-Home」という写真スタジオをされています。2021年には都内で「life〜笑顔のカケラ」という写真展も開催しました。
葛谷舞子さんは20年以上も障害のある子供たちとその親御さんを撮り続けていますが、そのきっかけとなったのは大学3年生の時に目にした新聞記事。そこには出生前診断でお腹の赤ちゃんが障害児だと分かると中絶してしまう方が多くいることが書かれていました。
その記事を読んで葛谷舞子さんが衝撃を受けたのには訳があります。幼少期に障害のあるお友達の存在が支えとなっていたそうです。彼女はこう語ります。
私は早生まれで、成長がすごく遅かったんです。言葉もぜんぜん出てこないし、動きも鈍い。同じ学年の子といっしょに遊べなかった。そのときにそばにいてくれたのが、ダウンちゃんとか、自閉症の子だった。私にとって、障害のある子というのは心のよりどころで、大切な存在だったんです(AERAdotより引用)
このような原体験があったので生まれない命があることがショックだったんでしょうね。それを読んだ葛谷舞子さんの行動量がすごいです!
彼女が当時住んでいた中野区の療育センターに掛け合いダウン症のお子さんがいるご家族を紹介してもらいます。当時小学校1年生だった関根真衣ちゃんとそのご家族に出会います。仲良くなるにつれ、ほとんど住み込みのような形で日常生活や学校での麻衣ちゃんを撮影していました。やがて「真衣ちゃんの生活日記」という形で麻衣ちゃんの写真は発表され、2001年度コニカ フォトプレミオに入選。
そもそも葛谷舞子さんが麻衣ちゃんの写真を撮ろうと思ったきっかけは前述の新聞記事。中絶してしまう人が多いのは障害のあるお子さんがいる日常がどんなものか分からなくて出産が怖いからかもしれない。多くの人は障害のあるお子さんがいる生活がどんなものかを知らない。ならば写真を通して障害のある彼ら彼女らの生活を発信すれば勇気を持ってもらえるのではないか、葛谷さんはそう考えたそうです。
2013年からは自宅を建てた際に「Photostudio-Home」という写真スタジオを始めますがそのきっかけとなった出来事があったのが2012年、関根麻衣ちゃんが二十歳の時。
小学生の時からずっと写真を撮り続けてきた麻衣ちゃんが二十歳の時、葛谷さんが招待された「成人を祝う会」でのこと。楽しそうに撮影する葛谷舞子さんを見て他の親御さんが声をかけた。親御さんが言うには、障害のある子供たちを普通の写真館で撮影するのは難しい、親のそばでじっとしている訳ではないから。カメラマンも障害のある子供には慣れていない。その点葛谷さんは障害のある子供たちの特性を良く知っている。だから葛谷さんが写真館を開いてくれたらいいな!ということでした。
麻衣ちゃんを撮る活動をライフワークとしてきた結果フォトグラファーになれた葛谷舞子さん、写真スタジオを開いたのはかかわりのある方々に恩返しをしたいという気持ちからだそうです。
写真展の評判や今後の予定
葛谷舞子さんは2021年に「life~笑顔のカケラ~」という写真展を東京都中央区銀座1の富士フォトギャラリー銀座で開きました。
障害のある子と親の写真展「life~笑顔のカケラ~」始まる 葛谷舞子さん撮影#葛谷舞子さんhttps://t.co/mKSDJeBsYa
— 東京新聞編集局 (@tokyonewsroom) September 17, 2021
展示されたのはスタジオで撮影されたおよそ30組の障害のあるお子さんとその親御さんのポートレート。ダウン症や脳性まひなど様々な障害を抱えたお子さんと親御さんが満面の笑みで写っている。写真には①これからの夢②障害がわかった時の気持ち③今の気持ちと言ったキャプションが添えられていました。
写真展の感想に関してはコチラの方のブログが詳しいです。小川さんも親子で写っておられます。
小川さんのブログ➡葛谷舞子さんの写真展 LIFE〜「笑顔のカケラ」
小川さんのブログを拝読して印象的だったのは葛谷舞子さんのご両親とも会場で会われたという記述でした。彼女の温かい性格は血筋なんだと思ったという部分がなるほどと思いました。
その他多くの方が写真展を紹介されています。連日盛況だったようですね!
葛谷舞子写真展 life ~笑顔のカケラ~@富士フォトギャラリー銀座を観た。葛谷さんは子どもと一緒に笑ってるこの瞬間がとても大切と書く。その「と一緒」にあるものを最首先生は二者性と呼んでいるんだと得心する。それは幾つもの笑顔のカケラから浮かび上がってくるもの。二者性がいっぱいだった。 pic.twitter.com/rTitRNklQF
— 丹波博紀 (@kushami_79) September 20, 2021
2021年9月17日~23日
平日10:30-19:00/土日祝11:30-17:00(最終日14時)今夜22時
エフエムひめ
ご出演ココをクリック
↓https://t.co/tYtCI1TdQAiPhoneの方
開いてから
右下🧭マークをクリック
連続して聴こえます pic.twitter.com/nqAo2nvNNW— なすびママ (@miyasannasubi) September 22, 2021
アメブロを投稿しました。
『「Life〜笑顔のカケラ」障害のある子とママ〜葛谷舞子さん写真展』#アメブロ #発達障害
https://t.co/4XnCJHfWQG— さとう@自閉症の息子と2人暮しFP (@FP73354110) September 24, 2021
葛谷舞子さんのやさしい思いやりのある人柄がこのような旋風を巻き起こしたんだと思います。来場された方はきっと温かい気持ちに包まれたことでしょうね。
今後の予定に関しては特に記載はありませんでした。ですが葛谷舞子さんのことですから次の写真展も期待したいですよね!
スタジオの詳細情報
葛谷舞子さんに撮影してもらいたい、スタジオに行ってみたいという方も多いと思います。「Photostudio―Home」の詳細はホームページから確認してください。
「Photostudio―Home」
場所:横浜市港北区日吉2-14-3(駐車場なし)東急東横線日吉駅徒歩5分
時間:10時〜17時(相談可)
TEL:080-1796-4925
支払:現金のみ
HP: http://www.photostudio-home.com/index.html#
料金は標準コースで22,800円(税込25,080円)となっていました。スタジオは完全予約制でなんと一日限定2組だとか!これで本当に商売が成り立つんだろうかと心配になりますがぐずってしまった赤ちゃんやソワソワしてなかなか撮影の気分になれない障害のあるお子さんなどでもゆっくりと撮影することができるようにという葛谷舞子さんの配慮なんだと思います。
まとめ
葛谷舞子さんの出身大学は東京工芸大写真学科、出版社、新聞社を経て2013年から現在の「Photostudio―Home」という写真スタジオをされています。
2021年東京で「life~笑顔のカケラ~」を開き多くの方に感動を与えました。
葛谷舞子さんには同業者のご主人と3人のお子さんがおられるとのこと。時々ご主人さんにも手伝ってもらうそうです。アットホームな雰囲気のスタジオでの撮影で楽しそうですね!営業時間外での撮影も相談可能だそうです。横浜まで行くことが可能な方は調べてみるのはいかがでしょうか。