野田聖子総務相・女性活躍担当相が海外出張で行くフィリピンに、ご主人さんと障害を持つ息子さんを同行させると1月5日の閣議後の会見で明らかにしました。
息子さんの人工呼吸器を調整する必要があるためだそうです。ちなみに家族3人の宿泊費はポケットマネーから支払うとのこと。
このニュースを見て、野田聖子さんの息子さんの現在の病名が気になった方もいらっしゃるでしょう。
実は息子さんは産まれる前、お腹にいた時から病気と闘ってきたんです。
そもそも出産方法が日本では特殊でそれゆえ「ハーフ」とも言われているとか。
野田聖子さんの息子さんの現在の病名
野田聖子さんの息子さんの現在の病名は、
- 身体障害1級(心臓疾患)
- 身体障害2級(脳梗塞右麻痺)
- 中程度の知的障害
と言われています。
報道によれば息子さんは夜間も人工呼吸器を調整する必要があるそうです。
息子さんの名前は真輝(まさき)くんと言うお名前ですが、彼が生後10か月ごろ「気管軟化症」と言う病気で自力呼吸が出来なくなってしまったため気管切開による人工呼吸器が使われます。
現在は四六時中人工呼吸器を付けている訳ではないようですが、数時間ごとにケアが必要な場面があるそうです。
海外出張中でも息子さんのケアができるようにと今回の発表に至ったそうです。
産まれる前から多くの病気と闘ってきた
真輝くんは産まれる前、お母さんのおなかの中にいた頃から病気と闘って来ました。
心臓疾患や臍帯ヘルニアがあることが分かり、産まれた後に辛い手術を数多く受けました。
臍帯ヘルニアのことは良く知らなかったので調べてみると、
胎児のおなかの壁は,お母さんの子宮の中で胎生早期(3~4週)に作られますが,それが正しく作られないとおなかの壁に穴ができてしまい,赤ちゃんはへそ の緒(臍帯)の中に胃や腸,肝臓などが出たままの状態で生まれてきます.これを臍帯ヘルニアといいます(http://www.jsps.gr.jp/general/disease/ms/ofemzmより引用)
要するに、へその緒の中に臓器が流れ込んだ状態ということだと思います。
文字だとちょっとイメージしずらいですね。イラストで臍帯ヘルニアについて描かれているものがあったのでリンクを貼ります➡臍帯ヘルニア
生後しばらくして臍帯ヘルニアを始め大きな手術を繰り返しました。小さい体でよく頑張りましたね!
ところがその後1歳になる前に原因不明の呼吸停止に見舞われ、その後遺症で脳梗塞による右手右足の麻痺が出てしまいます。
真輝くんは小学校に上がるまでに大きな手術をたくさん受け、その数は両手では足りないくらいです。
父親は誰?ハーフと呼ばれる訳
野田聖子さんの現在の夫は野田文信さんという方です。よってこの方が真輝くんの父親ですね。
”事実婚”の時期があったようですが、その時は旦那さんは木村姓を名乗っていたそうですが、現在は野田姓を使っているので正式に籍を入れたものと思われます。
野田聖子さんは2011年に出産されていますが、それまで長くて辛い不妊治療を受けてこられました。
アメリカ人の女性から卵子の提供を受け、野田聖子さんの夫の精子と受精させたものを野田聖子さんの子宮に着床させるという方法で妊娠しました。
この方法は日本ではまだ認められていないそうです。多くの困難を経た後に残されていた最後の手段でした。
「卵子提供」ということですから遺伝的には野田聖子さんのDNAは含まれていません。
提供された卵子は「アメリカ人女性」。そういう理由で真輝くんは「ハーフ」と言われています。
まとめ
海外での仕事に息子さんや旦那さんを同行させ、仕事以外の時間は息子さんのケアを行うのは並大抵のことではありません。
野田聖子さんの年齢を見てももうすぐ還暦に手が届きそうなわけですからその中でハードスケジュールをこなし、夜には息子さんの世話をする・・・
野田聖子さんのブログを見ると、真輝くんの画像がたくさん出てきますから息子さんに対する愛情が彼女を動かしているんですね。
あまり無理をなさらず、無事日本に帰ってきてくださいね^^
※最後までご覧いただきありがとうございます!