大腸3d-ct検査(バーチャル大腸内視鏡検査)とはどんな検査?
費用はどれくらいかかる?
大腸内視鏡検査と比較したメリット、デメリット
受診できる病院はどこ?
目次
大腸3d-ct検査とは
大腸の検査で一般的なのは大腸内視鏡検査ですが、大腸3d-ct検査(バーチャル大腸内視鏡検査)という新しい大腸検査方法が少しづつ普及しています。
日本の大腸検査は、技術面、普及率ともに世界トップクラスなんだそうです。技術向上、普及のために日々頑張っている関係者の方に感謝です^^
大腸3d-ct検査(バーチャル大腸内視鏡検査)とは、腸内に炭酸ガス(または酸素)を入れてCTで撮影する方法です。
内視鏡とは違い体外から撮影するので、体への負担も少ないそうです。日本では受診できる病院はまだ少ないですが、欧米ではすでにかなり普及している検査方法だそうです。
(※2017.01/07追記)大腸3D-CTは「CTコロノグラフィー」とも言われるそうです、参考までに。
CTコロノグラフィーがどんなものかを分かりやすく説明している動画を発見しました。
三重県四日市市 みたき総合病院様がyoutubeにアップしてる動画です。
CG動画を観ているようです。
乗り物酔いしやすい方にはちょっとフラフラする動画かもしれません。
25秒ほどの短い動画ですが、参考になります。
大腸3d-ct検査のメリット
当日水を飲む量が少ない
大腸内視鏡検査だと当日かなりの量の水分を飲みます。
私も以前受診したのですが、まず前日に下剤を飲み、当日も朝7時から数時間かけて「マグコロール」といういわば”ポカリスエット”みたいなものを2リットル飲みました。
下剤に促されてトイレに数回行くのですが、事前に病院でもらった写真を元に腸内がキレイになったか確認します。
それなりに大変なのですが、大腸3d-ct検査ではそれほど飲む必要はないので楽ですね!
専用の検査食(レトルト)が意外とおいしい
内視鏡検査では指定された食事をいただくのですが、はっきり言って味気ないですw(゚o゚)w !
私の場合はポリープを切除後出血が続いたので3日間検査用の食事でしたが、味気なくてひじょーに苦しかったです。
大腸3d-ct検査では検査食はおいしいレトルトだそうです。たかが検査、されど検査。安心ですね(*^-^)/
検査時間はわずか10分ほどですぐに帰れる
大腸内視鏡検査の場合、検査そのものは10分くらいで終わるのですが、受診後30分ぐらい寝たまま安静にされました。
弱い麻酔をかけるのでその後診察を受ける際ちょっとフラフラしましたね。
当然車では来ないでくださいと言われます。
大腸3d-ct検査では検査時間は10分から15分で、その後歩いて帰れるそうです。
その他
炭酸ガスはすぐに体に吸収するため腹部膨満感があってもすぐに解消されるそうです。
大腸3d-ct検査のデメリット
その場で組織を採取したり切除できない
内視鏡の場合、組織を採取したりポリープを切除できますが、大腸3d-ct検査ではポリープがあった場合改めて内視鏡を入れる必要があるでしょう。ちょっとめんどくさいですね。
その他
体外からの撮影のため、ポリープの色など詳細が分からない
微量とはいえ医療被曝があるので、妊婦さんやその可能性がある方は受診できない
平坦な病変や小さな(5mm以下)病変は発見率がまだ低い
大腸3d-ct検査にかかる費用
病院によって多少の差はありますが、自由診療の場合は3万~4万円ほど。
保険適用では5000円くらいだそうです。
大腸内視鏡検査でも費用的には同じくらいですね。
私の場合は胃カメラ8000円、大腸内視鏡検査8000円でした。ポリープを切除したのでもっとかかりましたけどね^^;
病院の場合クレジットカードが使えない場合が多いので費用がかさむとちょっと困りますね。費用、カード使用の有無など事前に病院に確認した方がいいでしょう。
大腸3d-ct検査を受けれる病院はどこ
コチラのサイトに大腸3d-ct検査を受けれる病院がまとめられていました。
⇒病院なび
この記事のまとめ
大腸3d-ct検査にはそれなりのメリット・デメリットがありますので、よく検討してから受診したいですね。
受診が初めてで、特に問題がなければ大腸3d-ct検査がいいかもしれませんし、疑わしいなら最初から大腸内視鏡検査を受けた方が得なのかもしれません(*^-^)/
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