マダニに噛まれてお亡くなりになった方のニュースが報道されていましたね!
夏休みなどに家族で登山やハイキング、それにバーベキューなど普段は行かない自然に接する機会も増えますね。
自分もそうですが、特に幼い子供たちが大丈夫か心配になりますよね。
そもそもマダニの生息地域はどこでしょうか。
そして、どんな場所で刺されやすいのでしょうか。
これらをある程度知っておくことにより家族をマダニの被害から守ることができます。
マダニの生息地域や活動時期
マダニの生息地域は、ほぼ日本全国と思っていいでしょう。
場所としては、
- 草むら
- 民家の庭
- 河原
- 森林
などです。
カタチはクモみたいでなんだか気持ち悪いですね^^;
画像➡マダニ
こいつらは血液だけを吸って生きています。
蚊と似ていますね。
活動時期は主に4月から11月にかけて。
暖かい時期に活発になります。
クマムシのように「あったかいんだから~♪」と覚えておきましょう^^
じゃあ冬は大丈夫かと言えばそうでもなく、最近は温暖化の影響で冬でもマダニが活動しやすい環境にあると言えます。
”吸う”というよりも”寄生”
気持ち悪いマダニは、大きさが3mm~10mmと肉眼で分かる大きさです。
けっこう大きいいですね。
血を吸ったり、吸うことを気づかれないよう麻酔のようなものを分泌して感覚を麻痺させるので蚊にも似ています。
でも、決定的に違うことは、”血を吸う”というよりも”寄生する”という表現がぴったりで、なんと10日くらいかけてゆっくりゆっくり血を吸うんですよw(゚o゚)w オオー!
「人間の場合、風呂に入ったりもするんだからいくらなんでも10日もしがみついていることなんてないだろう」と思いますよね。
なんと、マダニはセメントのような物質を分泌してキバと皮膚を固定するんです!
信じられません!
こんな気持ち悪いものが10日も自分の身体にしがみついているなんて。
マダニは血を吸った分だけ体がプクッと大きくなります。
蚊も血を吸った後はお腹がプクプクになって飛んでますよね。
そもそもマダニはどうやって”獲物”の存在を知るのでしょうか?
動きも鈍いですし、空も飛べません。
ターゲットの体温、発する振動、そして吐く二酸化炭素などに引き寄せられてくるそうです。
草木の裏などに隠れてチャンスをうかがっているのです。
なんせ、マダニは血液しか食べませんからね。
自然の中で、ターゲットとなる動物に取り付き、10日くらいかけてゆっくり血を吸って、「もうお腹いっぱい!」と満足したら自分からポロッと落ちるとのこと。
だから、動物が良く通る”けものみち”には、マダニが落ちている可能性が大きいと言えます。
まとめ
- マダニの生息地域は日本全域
- けものみちに落ちていたり、草木に隠れている
- 4月から11月までの暖かい季節がメイン
- 寄生して10日くらい血を吸い続ける
つまり、大自然と接する時はいつもマダニに注意する必要があるということです。
不幸中の幸いで、肉眼でも確認できる大きさなので、レジャーから帰ってきたら、子供たちの身体を調べてみることができますね!
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