佐藤優の手帳術ー毎月85本の連載を継続する秘訣とは
雑誌「プレジデント」2015.8.3号に佐藤優氏の手帳術が紹介されていました。
手帳術そのものよりも、彼の時間術、考え方に感銘を受けたのでそのいくつかをまとめてみたいと思います。
今回は、
- 原稿は締め切り当日に書く
- 行動記録を書いて無駄をチェック
- インプットは4h/日、扱うのは半年先のテーマ
について書いていきたいと思います。
原稿は締め切り当日に書く
佐藤優氏は現在85本/月もの連載を抱えているそうです。
それに加え、3冊/月のペースで本も出版されているとか。
素人目には膨大な量の文章を書いているように思えます。
単純に日割り計算すると、雑誌の連載だけでも3本/日ほどの原稿を仕上げていることになりますね。
これだけでもすごいのですが、私が感銘を受けたのはなんとそのすべてを締め切り当日に書いているという点ですw(゚o゚)w オオー!
これだけの連載を抱えているとどこかで突っかかってしまったらまずいと思ってちょっと早めに原稿を仕上げとこうと思うのが普通ではないでしょうか。
でも、あえて佐藤優氏は当日に書く。
その理由は二つあるのですが、一つは「明日できることは今日行わない」ようにしているからだそうです。
あまりにも安全マージンを取りすぎると仕事に対する緊張感がなくなってしまうからだそうです。
もう一つはできるだけ鮮度のいい情報で書きたいからだそうです。
佐藤優氏は毎朝4:50に起床、ネットで最新ニュースをチェックするのが習慣。
その際新たな動きがあれば、それまで予定していたネタをボツにしてでも最新情報で書くそうです。
確かに古いネタで書いても読者の心をつかむことは出来ませんからね。
緊張感を持って仕事をするという点は見習いたいですね!
行動記録を書いて無駄をチェック
佐藤優氏はすべての記録を一冊のノートと手帳でまかなっているそうです。
そこに今日一日の活動を詳細に記入していくそうです。
そのことによって後日見直すことによって時間を無駄にしなかったかなどチェックできると言います。
確かにその時は夢中で仕事に取り組んでいても、後日改めて振り返るといろいろ無駄があったりします。
でも、毎日その日の出来事を細かく書くのってなかなか続かないんですよね。
夜に書こうと思っても、眠くなって書けないし、朝に書くとしてもだんだんうんざりしてしまう。
やはり自分に合った方法じゃないと継続するのは難しいのではないでしょうか?
目的は時間を有効活用するということですから、それならば、何も詳細に書かなくてもその日一日を振り返り、無駄な点だけをピックアップしておくだけでも結構いい成果が期待できるような気がします(*^-^)/
インプットは4h/日、扱うのは半年先のテーマ
佐藤優氏は多忙な中でもインプットを欠かさない。
一日何と4時間はそれについやしてるとか。
しかも直近のテーマではなく半年後を見据えての学習というから驚きですw(゚o゚)w オオー!
ちょっと話がそれますが、佐藤優氏はチェコ語を習っているそうです。
原文がチェコ語で書かれているある本を読みたいからというのがその動機。
現在ある英語翻訳はどれもいい加減なものばかりで彼のお眼鏡にかなうものはないとのこと。
日本できちんとチェコ語を教えることができる先生は何と5人くらいだそうです。佐藤優氏が習っている先生は通訳を頼むと3万円/hというからすごいですね!
ということは、これから頑張ってチェコ語を習得すればライバルのいない、いわゆるブルーオーシャンでガンガン稼げるかも?なんて思っちゃったりもします。
あと、佐藤氏が語学を習う上で気を付けていることは個人契約ではなく必ずスクール経由で申し込むこと、それから教室でレッスンを受けることだそうです。
先生と友達感覚になってなれ合ってしまうと学習意欲が薄れてしまい、結果として時間もお金も無駄にしてしまうからだそうです。
そういわれてみれば”なるほど!と思います。
まとめ
- 締め切り当日に原稿を書いて鮮度も緊張感もUP
- 自分に合った方法で時間の無駄をチェック
- 語学学習はなれ合いはダメよ~!
仕事ができる人はちゃんと理由も考えて行動しているんですね(*^-^)/
※最後までご覧いただきありがとうございます。
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