リュウグウ(小惑星)に小惑星探査機「はやぶさ2」が接近し、様々なデータを送ってきていますね。
私たちの住む地球からはるかかなたにある未知の小惑星リュウグウ。
果たしてどれくらいの距離にいるのでしょうか。リュウグウの位置やそれを観測している「はやぶさ2」の飛行速度も調べてみましょう。
リュウグウ(小惑星)現在の距離や位置は?
リュウグウは私たちの住む地球からはるかかなた、2億8千万キロにあります。地球一周が4万キロですから地球7000回転分ということになります。
単位が大きすぎてピンと来ませんね!
凄い遠くにあるように感じますが、これでも”地球近傍小惑星の一つ”と言われていますから宇宙の規模から言えば「ご近所さん」レベルなんでしょう。
今日(6月21日)発表での直近リュウグウの画像、再びRegistax 6でWavelet強調処理してみました。想像以上に岩だらけって感じです。面白いのが赤道付近にある直径200mを超えるクレーターのリッジ部分にもクレーターらしきものが見えること(09:50撮影写真)。これはいったい何なのか?#リュウグウ #Ryugu pic.twitter.com/7ddLh1en96
— TTS (@TransTerraScape) 2018年6月21日
でもあまり悠長なことは言ってられないかもしれません。というのは、このリュウグウという小惑星、wikipediaによれば、
地球近傍天体 (NEO) の中でも、特に地球に衝突する可能性が大きく、かつ衝突時に地球に与える影響が大きい 潜在的に危険な小惑星 に分類されている
と定義されています。
”危険な小惑星”なんですよ~、奥さん!
リュウグウがうっかり地球に”あいさつ回り”に来たらどえらい目に遭いますね!
ということで我々地球人の命運を握っているかもしれないリュウグウ、「はやぶさ2」が観測していますが、この記事を書いている時点で約40.48キロ近くにまで接近しています。
コチラのサイト「ハヤブサ2プロジェクト」で「はやぶさ2」の現在位置を確認できます。
予定では6月27日ごろにはリュウグウの上空20キロの地点にまで接近し、着陸は秋頃だそうです。
「はやぶさ2」の速度
リュウグウの上空約20キロ地点をホームポジションとし、今年の秋ごろには着陸して観測する予定だそうです。
接近速度はかなり遅く人が歩くスピードよりもやや遅めだそうです。
当館では、今年6月のリュウグウ到着に合わせ「HAYABUSA2 -RETURN TO THE UNIVERSE-」を上映しています。
あの「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の続編として制作され「はやぶさ2ミッション」を分かりやすく解説した作品を、ぜひ当館の迫力ある全天周8K映像でお楽しみ下さい! KEN pic.twitter.com/qojE7Zgr5Q— さいたま市宇宙劇場 (@saitama_space) 2018年6月20日
リュウグウの形はひし形のようで、7.6時間で自転しているとのこと。地球の3倍の速さで自転していますから日の出が一日3回あるということですかね?
直径約900メートルということですからスカイツリーの1.5倍くらいの長さがあります。
これくらいなら歩いて行けそうですね^^
まとめ
もうすぐリュウグウに最接近し、やがて着陸する訳ですが探査の結果何が発見されるか楽しみでですね!
近傍惑星ですから地球や生命の起源との関連も期待されています。
科学の進歩ってホントすごいですね!