映画「彼らは生きていた」100年前の戦争記録を最新技術で修復!

映画「彼らは生きていた」が2020年1月25日から公開されます。エンターテイメントというよりドキュメンタリーに分類されますが、第一次世界大戦の数千時間にも及ぶ記録映像を修復しさらにカラーで映し出す。

私たちが目にしたことのある記録と言えば、白黒で音も付いていないフィルム映像だったりします。最新技術でよみがえった映像は私たちに何を訴えるのでしょうか。

映画「彼らは生きていた」のあらすじや見どころについて調べていきましょう。

「彼らは生きていた」ーあらすじや撮影について

第一次世界大戦が終結してから約100年となりますが、映画「彼らは生きていた」は当時の記録を再構築したドキュメンタリー。まずは予告編を観てみましょう。

シネマトゥデイの概要欄にはこのように書かれていました。

終結後、約100年たった第1次世界大戦の記録映像を、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどのピーター・ジャクソン監督が再構築したドキュメンタリー。イギリスの帝国戦争博物館が所蔵する2,200時間を超える映像を、最新のデジタル技術で修復・着色・3D化して、BBCが所有する退役軍人のインタビュー音声などを交えながら、戦場の生々しさと同時に兵士たちの人間性を映し出す。(https://www.youtube.com/watch?v=OzRHwrrvW6Eより引用)

監督は「ロードオブザリング」のピーター・ジャクソン監督。ロードオブザリングだけで解説は要らないと思いますが、イギリスの帝国戦争博物館が所蔵する2,200時間を超える映像を元にこのドキュメンタリーを生み出したわけです。

その中から100時間分をピックアップして修復しカラー映像にします。加えて退役軍人のインタビュー音声およそ600時間分を加えているとのこと。

この映画そのものは99分と短い訳ですから、膨大な資料を厳選してギュッと詰め込んだ中身の濃い映画だということが分かります。

あらすじと言っても役者が演じている訳ではなく、間違いなく100年前に実際に存在して戦地に赴いた若者たちな訳です。予告編の動画を観ても分かりますが、16歳くらいの若い兵士ばかりですね。笑顔で楽しそうに笑いながら話している場面もありましたが、戦場では地獄絵図の中必死に戦っている場面も出てきます。

膨大な資料の中から厳選し、それをカラーリングして修復し1本の映画に仕上げるというのは膨大な作業が必要だったことでしょう。白黒で無音なフィルムでは伝えられなかったことも、音声と色を付けることによってグッと身近なものになります。

評価と見どころ

予告編の動画にもチラッと出てきますが、アメリカの映画評価サイト「ロッテントマト」上で「彼らは生きていた(They Shall Not Grow Old)」の専門家による評価は何と100点でした。

彼らは生きていた

100%と書かれているのが専門家による評価、91%と書かれているのが一般大衆による評価となっています。(画像:https://www.rottentomatoes.com/より引用)

非常に高い評価となっていることが分かります。カラーと共に音声が加味されて当時の状況をよりリアルに感じることができるようになっています。作り話ではなく、その当時本当にそこで生きていた人々な訳ですから真に迫るものがあるということです。

見どころと言っていいのか分かりませんが、「彼らは生きていた」はR-15指定となっています。前述の通り帝国戦争博物館に収められている資料を修復している訳ですから当時の戦争そのものがそのまま映し出されています。鑑賞するにあたっては実際のグロい場面もあるということを覚悟しておく必要があります。

「彼らは生きていた」上映館はどこ?

この記事を書いている時点では、シアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開となっています。公式サイトを見ると全部で20か所で公開される予定です。

「彼らは生きている」上映館一覧

全国ロードショーと言っても20か所で限られてくるので遠い方はちょっと難しいかもしれませんね。

まとめ

映画「彼らは生きていた」は2200時間もの膨大な資料を基に作られたドキュメンタリー映画です。

監督は「ロードオブザリング」で有名なピーター・ジャクソン監督。ロッテントマトでも100%という異例の高得点を叩き出すなど高い評価を得ています。

R-15指定なので、それなりの衝撃的な映像を覚悟して観る必要があります。

ゲラゲラ笑えるというような種類の映画ではありませんが、戦争とは何か、そして今私たちが手にしている平和はそうした犠牲の上に成り立っているということを認識するうえで貴重な映画となると思います。

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